相手の親との同居がイヤなものもあれば、自分の親でも同居はちょっと無理かも…
と、それぞれ立場は違っていても「親と同居したくない」と思っている人はたくさんいます。
そこで、同居したくない8つの理由と、同居せずにするための回避方法を解説していきます。
親と同居したくない8つの理由|回避方法はひとつ
家族構成や環境などにもよりますが、親と同居したくない代表的な理由をまとめました。
回避法もご紹介していますので、親との同居で悩んでる方はぜひ最後まで読んでみてください。
親と気が合わない(性格的に無理)
同居するしない以前に気の合わない親はいます。こんな場合、同居すると最悪な状況になりかねません。
気が合わないということは、生活スタイルも合わないし、趣味も合わない、話も合いませんから、同居するのは難しくなります。
気の合う人とだって一緒に住むとなると、多少のストレスはあるのに、性格的に無理と感じている人と同居すると、ストレスが爆発してしまいます。
気が合わない=考え方が合わないということなので、一緒に暮らすのは、かなりの覚悟は必要になってきます。
親と夫(妻)の板挟みになりたくない
同居をすると必ず出てくる問題が「親と夫(妻)の板挟みのストレス」です。
同居をしていると、どちらか一方だけの味方になるのも気まずいですし、どっちつかずだと怒られるし…
自分の親も妻(夫)も大切な存在なので、出来れば上手くいって欲しいけど、なかなかそうはいかずに、板挟み状態になります。
離れて住んでいればスルーできることも、同居となるとそうもいきません。
同居せずに近くに住みたい
実親でも義親でも、遠すぎず離れすぎずの距離が一番、いい関係を保てます。
「スープが冷めない距離」が理想です。
特に仲が悪いわけではない実親でも一緒に住むと、やっぱり喧嘩が増えます。
仲良しの友達と旅行に行くと喧嘩になったり、その子のイヤと所が見えてしまうのと一緒で、距離が近すぎるといい関係を保つのは難しいものです。
長男(長女)だからと同居を強制してくる
自分たち夫婦と親と同居のメリットなども話し合って、お互いが同居に賛成の場合はいいですが
「長男(長女)だから同居は、当たり前でしょ」なんて理由で同居を強制されるのはイヤですね。
家と土地を守るとか、本家だから…などなど。
同居の相談どころか「当たり前」と考えている親が意外とたくさんいます。こちらとしても「え?聞いてませんけど…」とビックリしますよね。
長男(長女)で実家を継ぐような形での同居の場合、二世帯住宅を建てるのに資金を出してくれたり、お金の援助が多いことがあります。
一見、援助してもらえて家まで建ててもらえるのでラッキーなようですが「金も出すし、口も出す」の場合がほとんどです。
本家うんぬんを守るより、夫婦の関係を守るためにストレスない選択をしましょう。
同居だと家にいても安らげない
育児や仕事での疲れを癒してくれるのが自分の家ですね。
1日が終わって、やっと一息…と思っても同居していると、なかなかくつろげません。
結婚相手との生活だけでもストレスはあるのに、さらに親とも同居ですから、家がストレスの場所になりかねません。
同居する際は「間取り」がとても重要になってきます。家がストレスの場所…なんてことにならないように家の間取りには十分注意しましょう。
同居の間取りについては、こちらの記事をどうぞ
気を使うのでストレスがたまる
同居する中での一番のストレスは「気を使う」ことです。
キッチンで料理するのも、お風呂入るのも、トイレ行くのも…やっぱり同居は気を使います。
徐々には慣れてきますが、最初はなかなか落ち着いてお風呂に入れない人も多いです。気にしすぎが大半ですが、何か見張られているような感じがしたり、常に行動をチェックされているような…
と気になってしまい、大きなストレスになります。
家庭によっては掃除や収納の仕方も違いますので、初めは何をするにも気を使いますが、慣れていけば自分のペースで生活できるようになります。
同居のストレスについては、こちらの記事をどうぞ
新婚生活を楽しみたい
最近は少ないですが、結婚してすぐから「同居生活」を始める夫婦もいます。
はじめは、やっぱり新婚生活を楽しみたいですね。リビングで仲良くくっついてテレビを見ていても、隣に義理のご両親がいたら、ちょっと気まずいかも^^;
新婚時代だけでも同居は延長した方が夫婦のためにもいいですね。
義親の介護はしたくない
同居すると、ほぼ決定するのが「親の介護」です。
同居しているのに「介護はしません」とはいきません。実親の介護はいいけど…義親の介護は出来れば、あまりしたくないな…と感じている人も多いです。
同居を始める際には、将来の介護が必要になった場合の覚悟も多少は必要になります。
お互い歳をとってきた時に、介護に関してのお金の話や、誰が診るなども少しでも話しておいたほうがよさそうです。
同居したくない!回避方法
同居にはメリットもあるんだろうけど、やっぱり同居は無理!どうにか回避したいと考える人もいます。
もう同居後のストレスが目に見えるとか、自分には何にもメリットがなく、デメリットしかないなどとなると絶対同居はしたくないですね。
同居を回避する方法で確実なのは「結婚前に同居なしと決める」ことです。極端に言えば「同居するなら結婚しません」とはっきり言うことです。
冷たいように聞こえるかもしれませんが、現実問題、同居すると離婚率がグンっと上がります。
これは冷たいことではなくて、夫婦のためなのです。
自分が同居がイヤなのに、夫または妻が絶対に親と同居しないと結婚できないと言うなら、結婚はしない方がいいですね。ずっと親と勝手に暮らしてくださいって感じです。
二世帯住宅を建てて、同居を始めたけど、ストレスで身体を壊して別居または離婚なんてことにならないように、結婚前に話し合いましょう。
もう結婚している場合も同居したくないなら、ハッキリと「同居はしない」と言うことが大切です。
誰と結婚するのも、親と同居するのも、あなたが決めていいんです。だって、あなたの人生ですから。
自分が幸せにならないと、相手も幸せにできません。
たぶん、親と同居したくなくて悩んで、この記事に辿りついた人は周りの人に気を使いすぎる優しい人だと思います。
だって、自己中の人は、いちいち悩まなくても「同居したくないなら、しません」と考えるからネットで検索しませんから^^
なので「自分の幸せをもう少し大切にしてほしい」と思います。自分の気持ちを正直に言うのが一番の「同居したくない時の回避法」になります。
色々、同居しないでいいように、いいわけを考えても相手が納得するようなことは、ありません。
「親と同居したくない理由」をたくさん書いてきましたが、同居にはメリットもありますので、一応見ておきましょう^^
【意外といいかも】同居するメリット
同居が嫌な理由をたくさん書いてきましたが、同居するのには、もちろんメリットもあります。
家庭環境によっては、他にも色々ありますが代表的な同居のメリットをご紹介します^^
メリット
住居費
家賃が安くすむ・住宅ローンを折半できる
食費
野菜なども無駄にすることが少なくなる
光熱費
基本料金などは折半できる
子ども
ベビーシッターなどに頼まなくてもお世話してもらえる
通信費
ネット通信代も折半できる
などなど、たくさんのメリットもありますので、同居したくない理由と合わせて、じっくり考えて決めたいですね。
まとめ
いかがでしたか?親と同居したくないと悩んでる方の少しでもヒントになれたら嬉しいです。
あなたのストレスや不安が少しでも軽くなりますよーに!
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