親と同居することで一番の問題は「生活費をどうするか」です。共同スペースの光熱費や一緒に使う通信費用、食費の分担などなど…
それに家族のお金のことなので、なかなか人には具体的には聞きにくいですね。
同居を始める前にきっちり生活費の分担については、お互いが納得できるように決めておきましょう。
家族間でのお金のトラブルだけは避けたいものですから^^;
この記事では…
・家にお金をいくら入れるの?
・項目ごとにお金を入れたいけど
など「親と同居する際の生活費」についての疑問をポイントをおさえつつ、出来るだけ簡単に解決できるような記事になっています。
【親と同居】生活費の分担で悩まない|ポイントさえ押さえればOK
親と同居する際の生活費の分担は、環境によってお金を払う内容が少し変わってきます。
生活費を分担する時は、「何にお金がかかるのか」「支払う金額に大きな差がでないか」を初めから調べて分担額を決めましょう。
後から金額の変更などはトラブルになる可能性もありますから…
完全同居か二世帯かで変わる生活費の分担
生活費の分担は「完全同居」か「二世帯同居」によっても少し違ってきます。共有する部分の違いです。
同居生活の中で共有する部分を調べてみましょう。
・水道代
・食費
・ネット通信費
・固定資産税
・新聞代
・日用品(消耗品)
などが共有する生活費になります。
二世帯住宅などでは電気メーターが別になってたり、食事も別々に用意するなどもありますので、きちんと「共有する部分」を明確にし、分担額を決めていきましょう。
生活費の大きな問題は食費や光熱費
分担する生活費の中で大きな問題は食費と光熱費をどうように分担するかになってきますね。
家庭によっては、同居だけど食事は別々に用意して食べる場合もありますが大抵は一緒に食事をします。
同居して家族が増えると食費もかなりかかってきますので、ちゃんと分担する金額を明確にしておきましょう。
しかし、光熱費などはおおよその目安が付くので「半分ずつ負担」でOKですが、食費は月によってバラバラになりますので金額を決めるのがむずかしく感じます。
毎月、「先月はこれくらいかかったから、半分で◯◯円」などしていたら、トラブルになりかねません。
「使いすぎじゃない?」「ウチはあまり食べてない」などお互いに文句が出てきます。そこで、食費については定額で決めておくことをオススメします。
食費の負担額決め方(例)…
子ども家族(大人2人・こども2人)…4万円
など、初めから金額を決めます。余った分は来月持ち越ししたり、みんなで外食する時に使います。
光熱費は金額の高い月(夏や冬など)に合わせて、毎月の分担額を決めましょう。「今月足りないんだけど…」とならないように。
光熱費も余った分は、給湯器が壊れた場合などの修繕費にあてれば、壊れた時も安心です。
生活費の分担金額|相場は月5〜8万円
先ほど解説したように「共有する部分」によっては金額が大きく変わってきますが、生活費の分担金額の平均相場は
月5〜8万円になります。
食費は共同の財布を作って、お互い決まった金額を毎月入れて、余った分を折半するようにすると分かりやすくてイイですね。
しかし、両親は年金暮らしや無職になってくると、子ども家族の負担が少し大きくなってくる場合もあります。
お金の話はしにくいな…と思っても、後から変更する方がトラブルになりますので初めに具体的に金額設定が必要です。
定額ではなく項目ごとに支払いを分担する
生活費5万円!と決めずに、項目ごとに分担する方法もあります。
例えば…
・親の家族が光熱費(電気・水道)を全額負担
・消耗品・日用品代は各1万円ずつ
など、自分の負担する項目をそれぞれ決めて、各自で支払いします。
食事の用意から買い物まで、どちらか一方がする場合、食費を管理しやすいですし、子どもがいて日用品が多く必要なら、日用品や消耗品はウチで支払う、といった感じに項目ごとに分ける方法もあります。
同居する時に肝心なのは「うちの方が負担が大きいな…」と思ったりしないことです。
ただでさえ、同居には色々なストレスがあるので、お金の面ではお互いストレスフリーでいきましょう^^
親と同居のメリット・デメリット
親と同居するのは生活費の分担にしても、けっこう面倒なことも多いですね。
同居はできればしたくないな〜と思っている人もいると思いまが、もう一度、同居のメリット・デメリットも確認してみましょう。
メリット
住居費
家賃が安くすむ・住宅ローンを折半できる
食費
野菜なども無駄にすることが少なくなる
光熱費
基本料金などは折半できる
子ども
ベビーシッターなどに頼まなくてもお世話してもらえる
通信費
ネット通信代も折半できる
デメリット
住居費
二世帯住宅を建てるなら費用がかかる
ストレス
お互いイヤでも干渉してしまいストレスがたまる
送迎
病院等への送迎が増える
子ども
子どもの教育に口を出される
介護
介護が必要になった時は負担が増える
二世帯住宅を建てるとか、同居するためにリフォームするとかして同居のために大きな金額がかかることもあります。
・生活費の分担はどうするか
・家事は誰がどこをするのか
・支払い方法は?誰が?
同居にはメリットもたくさんありますので、生活費等のお金の面をしっかり決めて、お互いストレスにならないように同居生活をおくりましょう^^
まとめ
いかがでしたか?できれば同居を開始する前に生活費等のお金の分担はキチンと決めたほうがいいですね。
家族だからと曖昧にしないで、家計は別!と意識して話し合うことがコツです。ではっ!楽しい同居生活を〜♩
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