毒親持ちのつらさ…分かってほしい
一言に「毒親」と言っても色々なタイプの毒親が存在します。
肉体的な暴力を振るう毒親の場合は、もちろん大変な思いをしますが、中でも多いのが毒親による「精神的なつらさ」を感じていることです。
この記事では毒親持ちの多くの方が感じている「毒親がつらいと感じる5つのこと」をまとめています。
もし毒親のことで悩んでいる方は自分に当てはまるものはあるか参考にしてみてください。
つらさが分かってもらえにくい過干渉
過保護・過干渉の毒親の場合、他の人に理解されにくく、相談しても自分が悪いように言われたりする場合もあり、とてもつらい思いをします。
過干渉の毒親は「いい親」の仮面をかぶっているため、毒親本人も自分が毒親だとは思っていないケースもあります。
何をするにも口を出され、意見を押し付けてきます。自分の思い通りに子どもをコントロールしたい欲が強い傾向にあります。
「あなたのためでしょ?」などと言われるので、親の言う事を聞けない私が悪いのかな…などと思いがちになってしまいます。
でもこれは過干渉の毒親持ちにしか分からない、すごいストレスがあります。他人に理解されない、自分が悪いのかと思い込んだり、自己嫌悪に陥りやすく「自己否定型」になってしまいます。
執着心が強いので大人になってからも振り回されることが多いです。
何でも否定してくる
とにかく何でも否定してくる毒親と一緒にいるのは本当につらいですね。
子どもの頃から否定ばかりされて育つので自分に自信がなくなり、自分なんかどうせダメだと感じてしまいます。
子どもの頃はやっぱり親には褒められたいので一生懸命に頑張っても褒めるどころか否定的な言葉をかけられ、悲しい思いをします。
このような毒親は、全てにおいてネガティブなことを言いますね。
大人になっても、就職のこと、恋愛・結婚のことなどに関しても否定ばかりしてくるので、とてもストレスがたまります。
子どもに無関心
子どもに関して無関心で自分中心の毒親タイプ。
赤ちゃんの頃から抱っこもしない、遊んでくれないなどネグレクト(育児放棄)ですね。小学生低学年ころから夏休みなどは親が帰ってこないなど…
子どもの頃は誰だって親に甘えたいし、自分に興味を持ってほしいんです。お母さんは自分には興味がないんだ…と感じるつらさは経験した本人にか分かりません。
この感情は大人になっても、引きずることが多く、「自分は愛されてない」「誰からも愛されることなんかない」と思ってしまします。
子どもに無関心の毒親は自分のことばかりです。行動も話も自分中心。このような毒親を持つと大人になってからも振り回されてしまいます。
自分の思い通りにいかないと暴言や暴力をふるう場合もあります。
暴力をふるわれる
毒親の中でも一番たちの悪いのが手を出してくる親です。
暴力はどんな理由があろうと、親子であろうと関係なく「犯罪」です。親に暴力を振るわれてつらい思いをしているなら、今すぐに警察にいきましょう。
など考える必要はありません。どんな理由でも暴力は絶対にあってはいけません。
警察に行くのが不安なら、信頼できる人に相談するか公的な相談所に連絡しましょう。自分の身体を守ってあげるのは自分しかいません。
自分を責めてしまう
毒親だと分かっていて、つらい思いもしているのに毒親の呪縛から逃れられずにいる方に多いのが「自分を責めてしまう」人です。
逃げたいけど、育ててくれたのに離れるのは親不幸なんじゃないかな?などど自分が悪いように感じてしまいます。
自分がもっと良い子なら、親も良い親になるのかな?とか。
これは毒親から否定されて育ったため、自己否定感が強くなり、自分なんかダメだ、自分が悪いと思い込んでいるからです。本当はそんなことはありません。
自分を責めてしまうタイプは心が優しいんです。その優しさが邪魔をして、なかなか毒親から逃げることができません。
自分を責めてしまうのは、他人からは理解されにくく、本当につらいです。
人生が変わるきっかけを知りたい
色々と行動はしてみたけど、やっぱりなかなか毒親から離れられなくて、とても辛い思いをしていませんか?
もし、自分ひとりでは、どう行動すればいいのか分からない。親に対しての感情が自分でも分からない…
など、辛い時や不安な時は、誰でも上手く行動したり、冷静な判断はできません。
そんな時は、誰かに「今の自分の気持ちや状況を話す」ことで気持ちを落ち着かせることができます。そして時に、自分でも分からなかった感情を知ることもあります。
相談する相手からは、ちゃんとしたアドバイスを受けることも大切です。できれば、たくさんの人の人生相談にのってきたプロの方が安心です。
知らない人の方が、逆に自分の気持ちをさらけ出しやすい点もあります。
今は辛くても、必ず人生の変わるきっかけがあり、誰にでも幸せになれる可能性を秘めています。
人生の変わるきっかけを知りたい人は、ぜひ一度試してみてください。
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